2013年1月1日火曜日

アリゾナ州フェニックス・ツーソンの旅(11)Waffle House, Goodwill, Biosphere 2


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明けましておめでとうございます。ウッドチャック一家は今年もアリゾナ州ツーソンで正月を迎えました。


まずは初日の出の一枚。
東側に山があるため日の出時には日が結構高くなってしまっている。

昨日はツーソンのダウンタウン周りの Thrift Store 巡りをしたのだが、ツーソンの北、キャンプ場に近い方にもう一軒Goodwill があることを発見。そしてママチャックがカーナビ情報でそのGoodwill の近くにクリスピークリームがあるというので元旦の朝食はドーナツを食べに行こうと急遽決定。オハイオ時代はよくクリスピークリームを食べていたのだが、あの柔らかいドーナツは乾燥した気候に合わないらしくて西部ではあまり見かけない。以前ロスアラモスでもガソリンスタンドで販売していたのだが、パサパサに乾燥したクリスピークリームはあまり美味しくなかった。西部でも出来立てならきっと美味しいはず。カーナビの指示に従ってクリスピークリームを目指す。Goodwill を通り過ぎて、さらにだいぶ先、相当回り道して目的のショッピングセンターに到着するもクリスピークリームが見つからない。スマホでクリスピークリームのWeb site にアクセスして、最寄りの店を探すと、アリゾナにはPhoenix近郊に2軒あるだけだって。おかしいなぁ。カーナビの地図は旅行前にアップデートしたはずなんだけど・・・・・おなか空いたよ。
カーナビの指示には従わず、Goodwill を目指す。なんだフリーウェイを使えば一区間ですぐ近くじゃない。Goodwill 近くの Waffle House へ飛び込む。

これが満員で店内で席が空くのを待つ。最近はIHOPを利用することが多かったので、Waffle Houseは久しぶり。店内は昔ながらのダイナー形式の店。

客の目の前で調理する。やっと席が空いた。当然ワッフルを注文。


ちょっと注文しすぎたかなぁ?

僕らが食べている間も順番待ちの列が絶えない。この辺りの元旦の朝食はワッフルが定番???


朝食後はGoodwill へ。ここでもまともなカメラには出会えなかった。
Target, Fry's で買い物してからキャンプ場へ戻る。朝食を食べ過ぎたので昼食は抜きにしてBiosphere 2へ。昔アリゾナ大学で教鞭をとっていたシグがあそこは行く価値がないと言っていたのだが、毎年のようにツーソンを訪れているとだんだん行くところがなくなってきたので、ついに行ってみよう。

Biosphere 2 は Catalina州立公園から北に約30km。オラクルの町の外れの沙漠の中にある。入場料は大人20ドル、子供13ドルとちょっと高め。午後1時15分のツアーに参加する。Biosphere 2 は元々宇宙基地などの閉鎖系で持続可能な生態系を作ることを目標としたプロジェクトだったが、プロジェクト自体は失敗し、現在はアリゾナ大学の一研究施設となっている。

ガラスで覆われた巨大な温室と居住棟。
普通の温室とは違い密閉されているため巨大な冷却設備と温度変化による気圧の変化を吸収するための巨大な気圧調整室がある。


温室内のオーシャン


岩石の種類の違いによる微生物と植物の共生関係を研究中。
なんでこんな巨大な温室の中にグローブボックスを並べてやらなければいけない実験か?不明


こちらの温室は元々食料用の穀物などを栽培していたのだが、思ったような収穫が得られず失敗。
現在は Landscape Evolution Observatory (LEO) プロジェクトが進行中。
このプロジェクトもなんだかなぁ? この巨大な施設を何とか利用しようと苦肉の策という感じ。


左が居住棟。Biosphere 2 プロジェクトの最初の実験では
ここに8人の研究者が2年間滞在。2回目は6ヶ月で中止。
右側のドームが圧力調整室。


圧力調整室の内部。黒い輪っかがゴム製の膜。
中央のプレートが上下して圧力を調整する。
上の画像をクリックして画像を拡大

これだけの巨大研究施設を維持するだけの研究費を集めるだけでも大変だろうなぁ。大金持ちに夢を売り研究費を集める研究者というのは デスバレー国立公園内にあるScott's Castle を作った稀有のペテン師 Scotty とよく似ているなぁ。とつくづく思う。

キャンプ場へ戻り、帰りの支度。荷物をまとめ、トレイラーのスライドアウトも仕舞い、トラックを繋いで、夕食にする。


元旦の夕食は手巻き寿司

夕食後、暗闇の中トレイラーを引っ張ってダンプステーションへ。排水をすべて捨ててキャンプサイトに戻る。今晩からトイレは公衆トイレへ。

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