2016年10月15日土曜日

Santa Fe で シン・ゴジラ を観る。

今年夏日本でヒットした東宝映画の シン・ゴジラ が10月11日から18日まで1週間全米で公開されるというので調べてみた。ニューメキシコ州では Santa Fe と Albuquerque の二館 のみで上映するらしい。一番近い Santa Fe で鑑賞することにした。


Santa Fe 駅裏にある Jean Coctea Cinema。 座席数128 の小さな小さな映画館。 いわゆるアート系 映画館でしょうか。スクリーンの大きさはアメリカの高級一軒家にあるプロジェクタースクリーンぐらい。天井が低くて 立っている人の影がスクリーンに写ってしまう。客の入りは半分くらい。日本人は僕らだけみたい。 中にはゴジラのT-シャツを着た気合満点の人も。 今回のゴジラは怪獣映画というよりも 日本の官僚主義を批判した 社会風刺映画の要素が強いので アメリカ人に理解できるのかなぁ? 3時間分に及ぶ脚本を無理やり早口で2時間に詰め込んだと言われる日本語のセリフが英語字幕で 分かるのだろうか?
実際の英語字幕は日本語セリフの三分の一 くらいに要約された内容であったが、日本人の僕らが笑うところで、アメリカ人も一緒に笑っていたので 結構わかってもらえたのかなぁ。残念だったのは英語字幕が日本語テロップに重なってしまって日本語も英語も読みにくかったところ。
映画の後半では日米同盟や核兵器が重要なテーマとなっていて、アメリカの核兵器誕生の地でこの映画を見るのは少し不思議な感覚だ。
映画が終わるとパチパチと拍手。後ろの女性は小さな声で” I like it!”と言っていたのでアメリカ人に結構受け入れられたのではないだろうか。


映画を見終わったら、歩いて Santa Fe Plaza へ向かう。 途中お気に入りのスパイス屋さんでスパイスを購入。


Santa Fe Plaza では 元ニューメキシコ州知事で リバタリアン党 から大統領選に出馬している Gary Johnson が選挙演説中。
今年の大統領選はなんか変だ。以前は自分の応援する大統領候補のステッカーを貼った車や、看板を掲げた家がそこら中にあったのだが、今年はほとんど見かけることはない。ニューメキシコでは Gary Johnson を応援する看板を一番多く見かける。 そしてたまに Trump を応援する看板。 Clinton を応援する看板は全く見かけない。
なぜ ヒラリーがここまで人気がないのか理解に苦しむ。

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