誕生日にKindle Paperwhite を購入して一ヶ月以上たった。
日本語の読めるE-インク式のKindle はこのPaperwhiteだけのようだ。価格$119-と結構高い。Kindle Fireが$159ーで購入できるのになぜPaperwhiteにしたかというと、やはりその読みやすさ。カラー液晶はどうも目が疲れる。
今までは年に一度ほど日本の実家から古本を船便で送ってもらっていたのだが、電子書籍になりこれで読みたい本が簡単に手に入る。海外に住むものとして大いに期待していたのだ。ところが日本のAmazonのキンドルストアは日本在住者のみを対象としており、海外からは基本的に購入できないようになっている。どうも著作権の関係で販売を日本国内に制限されているようだ。全く日本という国はいつもこうなんだ。ラジコ然り、NHKオンデマンド然り、ポッドキャストでは日本の楽曲は全てカットされているし、こういう閉鎖性を島国根性というのだろう。
それでも海外から日本のkindleの本を購入出来る方法があるらしい。一番参考になったのは
アメリカより 海外からKindle日本の本を購入して、読む方法 の情報。
方法は、
1.Amazon.co.jpにアカウントを作る。
2.アカウント設定、アドレス帳の内容を変更するをクリック。
アカウントサービス > アドレス帳と1-Click設定の変更の個人住所に日本の住所を登録する。
3.同じくアカウントサービスのダウンロード、 My Kindle をクリックして、「居住国設定」をクリックし、「変更」をクリックして、日本の住所を登録する。
4.支払い方法は日本のアマゾンギフトカードを利用しているのでクレジットカード情報を入力しなくても問題なかった。
米国で購入したKindle Paperwhite はデフォルト言語が英語で、米国Amazon.com のアカウントがすでに設定されているので、右上にある三アイコンを押し、Setting > Device Option > Language and Dictionaries > Language > 日本語 を指定し、OKボタンを押す。自動的に再起動して日本語表示になる。
三アイコンを再び押して 設定 > 登録 米国Amazonアカウントを解除し、日本Amazonアカウントを登録する。そしてWifi を設定すれば利用可能になる。
ただし海外から5冊以上の本を購入し、6冊目を購入しようとすると
「Amazonアカウントにご登録の国とは別の国から、商品の注文が試みられました。
お客様は現在国外にいらっしゃいますか?
Kindle本の注文手続きを続けるには、カスタマーサービスにお問い合わせくださいしてください。
最近他の国に引っ越しましたか?
Amazonアカウントを簡単にお住まいの国を変更するできます。」
というメッセージが出て本の購入ができなくなるそうなので、日本の本の購入はPCを利用し、購入ボタンをプチッとする時だけ日本に拠点のある無料Proxyサーバー(https に対応したもの)を経由して購入する。
現在6冊の本を購入したが今のところ上記メッセージは出てこない。
無料Proxyリストは
Getter Proxy で手に入る。
電子書籍の良いところ。
フォントの大きさが変えられる。老眼の身にとってはこれはとても大切。
読んでいるページを覚えてくれている。 いつも寝る時にベットで本を読まないと眠れない。大抵本を読みながらいつの間にか寝てしまうので、紙の本では栞を挟む前に眠ってしまうことが多く、次の晩、読んでいるところを探すのが大変だったのだが、電子書籍なら電源を入れれば読んでいたところが開くので便利。
Paperwhiteのバックライトを最小に設定して、暗闇で読んでいる。紙の本ではスタンドの灯りを消すまえに眠ってしまうことが時々あった。
純正のケースは$39.99-と高価なので人工皮革のケースを購入($10.95-)