2013年6月30日日曜日

カヌー洗浄、製材、雷

今週は7月4日木曜日が独立記念日、我が家は水曜日から有給休暇を使ってコロラド州でカヌーとキャンプの予定。コロラド州は生態系保全のため湖や川へボートを持ち込む際には綺麗に洗浄乾燥しなければならない。今回のキャンプ場近くの湖では検査があるらしい。そのため土曜日はカヌーを高圧洗浄機で綺麗に洗う。
日曜日は本棚下部引出しのフェイスプレートを作るため、ガレージ工房でメープルを製材する。

メープル材は堅い!

製材を終え、ガレージを片づけ終わると同時に雹が降り始めた。急いでママチャックのオデッセイをガレージに入れ、家の中に駆け込むと「ドッドォーン」とものすごい音と稲光。雷が我が家を直撃したようだ。デスクトップPCの無停電電源装置がピーと言う音を立てている。PCの電源LEDが少しづつ暗くなって消えてしまった。スイッチを入れてもウンともスンとも言わない。あぁ~、逝ってしまったか。ケーブルモデムもワイヤレスルーターも逝ってしまった模様。

2013年6月23日日曜日

Williams Creek 貯水湖(3)


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今朝も気温5℃と寒い。起きたらすぐにキャンパーの暖房を入れてまた布団に潜り込む。朝食の支度ができたら子チャックたちを叩き起こし、急かして、なんとか午前8時過ぎ、ボートランプからカヌーを漕ぎ出す。この時間なら風は全くない鏡のような湖面。風が吹き出す前に湖の北側を回ろう。湖の北東側、Williams Creek が流れこむ辺り、山の陰になっているところに多くの魚がいるようだ。カヌーの周りを時々魚が跳ねる。

でもこれが釣れないんだなぁ。

南東から風が吹いてくる事に備えてカヌーを南へ進める。南側では魚の気配は全くない。今朝は少し山火事の煙の臭いがする。あれっ?と言うことは北から風が吹いているの? それなら北側にもっといれば良かったなぁ。午前10時過ぎボートランプへ到着。キャンプ場へ戻り、帰り支度。昼食をとってからキャンパーをトラックに繋いで、キャンプホストに別れを告げて、午前11時45分キャンプ場を後にする。この湖は景色も良いし、大きさもカヌーに調度良い、距離的にも手頃、携帯電話は通じないし、キャンプ場の予約もできないけれども、我が家のお気に入りとなった。また来るね。
ダートロードを抜け、Pagosa Springs の町へ、いつの間にかUS160号線は通行止めになっていた。そのためUS84号線が迂回路となり、いつもはほとんど車のいないこの道も交通量が多くなっている。
午後3時20分ロスアラモスの我が家に無事到着。
ネット調べるとWest Fork Fire Complex は今朝の段階で70,000エーカー(284平方km)を超え、Pagosa Springs から東の峠を超えた South Fork の町に近づいているらしい。

2013年6月22日土曜日

Williams Creek 貯水湖(2)


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コロラドの朝は寒い! 今朝の気温は7℃。ロスアラモスでは朝の気温は約15℃だ。標高はロスアラモスは2200m、Williams Creek 貯水湖は2500m、300mの標高差と多少北に位置するのが原因か? それともコロラドにはまだ多くの森林が残っているからなのか? ロスアラモスも2000年の山火事で周りの森が燃えてしまうまでは今よりももっと涼しかったという。
こんなに朝が寒くなるとは予想しておらず、起きだすのが遅くなってしまった。
朝食を摂り、カヌーの準備をして、キャンプ場を出発したのが9時過ぎ。キャンプ場すぐ北のボートランプでカヌーを降ろし、湖へ漕ぎ出す。
昨日の散策時に観察したところによるとこの湖では朝10時過ぎ南東から風が吹き出し、午前11時には風が強くなり白波が立ち始める。
そのため今日は帰りに追い風になるようにカヌーの舳先を南東へ向けて漕ぐ。

上の画像をクリックして画像を拡大
湖の真ん中でカヌーを回転させてほぼ360度パノラマ撮影


カヌーから釣り糸を垂らすもまったく魚がいる気配はない。
湖の南半分をグルーっと回って、午前11時過ぎボートランプへ戻ると急に強風が吹いてきて、白波が立ち始めた。

キャンプ場へ戻り、昼食と夕食の準備。夕食は豚肩肉のサワークラウト煮。炭を熾し、ダッチオーブンに豚肩肉、キャベツ、玉ねぎ、サワークラウトを並べ、昨日のスペアリブの煮汁を加える。


食事の準備と昼食の間、キャンプサイトから数百メートル離れた草むらにカメラを設置し、インターバル撮影で山火事の煙の様子を撮影する。カメラが盗まれないように祈りながら・・・・・

昼食後、ダッチオーブンを炭火にかけ、キャンプ場を出発。もう一つ北側にある Cimarrona キャンプ場を見学に行く。次回来た時にもしTeal キャンプ場がいっぱいだった時の第2候補地。見晴らしはあまり良くないが林の中のなかなか良さそうなキャンプ場。
さらに北に進みWilliams Creek Road の突き当り、Williams Creek Trail Head にトラックを止めて、Williams Creek で渓流釣りを試みるもまたく手応えなし。

キャンプ場へ戻り、夕食の準備。仕掛けておいたダッチオーブンの炭はすでに燃え尽きている。再度炭を熾し、ダッチオーブンを温め直す。

写真を撮り忘れちゃって、これは充分食べた後の残り。

食事の後はキャンプサイトの近くを散策。

今日は満月だ。


キャンプファイヤーを楽しんで就寝。

2013年6月21日金曜日

Williams Creek 貯水湖(1)


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今週末は久しぶりに金曜日から休みになる。さて、どこへキャンプに行こうか?
ニューメキシコ州はStage2 の山火事警報 によりキャンプファイヤーや薪、炭が使用できないし、湖は渇水のため水位が低いため、コロラドへ行こう。近くてお気に入りのPagosa Springs の近くでカヌーができる湖とキャンプ場がないか?と2週間ほど前からインターネットを検索する。Pagosa Springs 北、San Juan 国立森林公園内にある Williams Creek 貯水湖 が No Wake Lake という、モーターボートは波を立てないように静かに航行しなければならない湖となっている。その湖畔にTeal キャンプ場がある。このキャンプ場にしよう。このキャンプ場には16のキャンプサイトがあり、予約ができないため、早い者勝ち。夏はすぐにキャンプ場が満杯になってしまうそうだ。金曜日の午前中ならば大丈夫だろうか?
この週末を心待ちにしていたのだが、先週から Pagosa Springs 近くでWest Fork Fire という山火事が発生してしまった。Los AlamosではようやくThompson Ridge Fire が90%消火と沈静化し、煙も気にならなくなってきたのに、わざわざ新しい山火事の近くにキャンプに行くのはどうなんだろう? でも、山火事の発生場所はPagosa Springs の東側だ、偏西風により煙は東へ流れるはずだから、Pagosa Springs 北では問題がないだろう。San Juan 国立森林公園では今週水曜日から山火事警報が発令されたが、まだ Stage 1 なので、キャンプ場に据え付けられたファイヤーリング内ならばキャンプファイヤー、薪、炭が使える。よし、やっぱりコロラドへ行こう!
なるべく早くキャンプ場へ到着するために、朝6時、我が家を出発。町のドーナツ屋で朝食にドーナツとブレックファーストブリトー、コーヒーをテイクアウトして、車中で食べながら移動。山を下り、エスパノーラの町からUS84号線を北上、ヘロンレイク近くのChamaの町を抜け、コロラド州へ入る。山道をしばらく北上すれば、Pagosa Springs だ。でもPagosa Springs の町も結構煙っているなぁ。東の方は煙で先が見えない。パパチャックの予想は外れたかなぁ? 今週末は煙い中でキャンプか? US160号線を西へ向かう。Pagosa Springs のダウンタウンを抜け、坂を登り、Piedra Road を右折、途中山火事消火隊のベースキャンプを通り、湖畔の別荘地を抜け、さらに北上すると道は固くしめたダートロードになる。この辺りまで来ればもう煙は気にならない。良かった良かった。さらにダートロードを進むとWilliams Creek 沿いにキャンプ場が現れる、まだキャンプサイトに空きはあるようだが、結構混んでいるなぁ? この先一番人気のTeal キャンプ場は空いているだろうか?

閉鎖中のWilliams Creek キャンプ場を通り過ぎ、次のTeal キャンプ場へ到着したのが午前9時40分過ぎ。キャンプ場はSouth ループとNorth ループの二つに分かれている。North ループには大きなパーティーが見えるので、まずはSouth ループへ行ってみよう。South ループでは一つだけキャンプホスト隣の3番サイト が空いていた。ちょっとサイトは小さいが木陰があり、なかなか良さそうなサイトだ。サイトを検分していると、キャンプホストのおばさんがやって来て、「あなたのトレイラーの長さは?」と聞いてきた。「28フィートです。」「ちょっと長すぎるわね。このサイトは20フィートくらいまでなんだけど。North ループのサイト14番がまだ空いているわよ。そちらはPull-Through で十分の広さよ。まずそっちを見てみたら。」「14番サイトには日陰はありますか?」「ないわよ。」North ループは大きなパーティーがうるさそうだしなぁ。「まずはこのサイトに入るかどうか試してみて、ダメだったら14番へ行きます。」「トレイラーもトラックも道にはみ出さないようにね。」キャンプホストのおばさんが見ている前でキャンプサイトにBack-In。ママチャックの誘導でサイトギリギリ奥までトレイラーをバックする。トレイラーの先頭はなんとかサイト内に収まった。キャンプホストのおばさんからOKのお墨付きをもらってから、トラックを外し、キャンパーをセットアップする。



セットアップが終わったら、湖とキャンプ場を散策。

上の画像をクリックして画像を拡大
6月21日午前10時のWilliams Creek 貯水湖
この時間ならまだ山火事の煙は見えない。


湖を泳ぐビーバー?

North ループの14番サイトにはもうすでに新たなキャンパーが到着していた。道端にキャンパーを横付けするだけ、木陰もないキャンプサイト。近くの大きなパーティはニューメキシコナンバー、昼間から発電機を動かしっぱなしで、うるさいわ。やはり South ループにして良かった良かった。

キャンパーへ戻り、お昼ごはん。午後はキャンプ場でゆっくり過ごす。子チャック達はゲーム、ママチャックは編み物、パパチャックはカメラを持って近くを散策。


黒と赤の翼が綺麗な野鳥、これはなんという鳥だろうか?


帰宅してからGoogle 画像検索してみると名前は見たまま Red-winged Blackbird だって

上の画像をクリックして画像を拡大
午後になると山火事の煙が大きく登ってくる。
左の煙が Papoose Fire 右の煙が West Fork Fire たぶん。
あともう一つWindy Pass Fire と合わせてWest Fork Fire Complexという。

夕食は豚のスペアリブバーベキュー。
我が家のレシピは
スペアリブを圧力鍋て10分間茹でる。水の代わりにビールと少々の醤油で茹でるのがポイント。

炭を熾し、茹で上がったスペアリブに焼き色を付けたら、特製バーベキューソースを塗って、さらに炭で焼けば出来上がり。

バーベキューソースはアップルソースをベースに、にんにく、醤油、ケチャップ、赤ワイン、オイスターソース、砂糖を混ぜて煮込んだもの。

夕食の後はキャンプファイヤーを満喫してから就寝。

2013年6月16日日曜日

ファミリールーム->ライブラリー化計画(7)引出し作製の弐

組み立てた引出しを塗装して、フルエクステンションのスライドで書棚に取り付ける。
一番下の引出しにはファイルハンガーでファイルを収納。コンピューター下の引出しにはスキャナーを収納する。次は引出しのフェイスプレートを作る予定。

2013年6月15日土曜日

ヒメマスの燻製

昨日は久しぶりの雨、Thompson Ridge Fire はまだ燃え続けているが火勢はだいぶ弱まり、今週末は久しぶりに煙くない。
山火事の煙の代わりに我が家のリンゴの樹の枝の煙でヘロンレイクで貰ったヒメマスを燻製にする。

開いて軽く塩とハーブを振りかけ、天日で半日干してから、


燻製器に移す。


燻製後のヒメマス。

2013年6月9日日曜日

ファミリールーム->ライブラリー化計画(6)引出し作製の壱

Thompson Ridge Fire はまだ燃え続け、20,700エーカー(83平方km)まで燃え広がる。
町まで火事になる心配はないが、風向きによっては煙いのがやだなぁ。

今週末はライブララリーの書棚を下部に取り付ける引出しの作製中。

2013年6月4日火曜日

Thompson Ridge Fires (4)


山火事は7400エーカー(30平方km)まで燃え広がる。
黒い松葉の燃えカスが町に降り注ぐ。なんか近づいてきたなぁ。

2013年6月3日月曜日

Thompson Ridge Fires (3)


山火事は2500エーカー(10平方km)まで燃え広がる。
今晩は風が弱まり、煙が町まで降りてきた。窓を閉めきって寝ることにする。

2013年6月1日土曜日

Thompson Ridge Fires (2)


山火事は1200エーカー(4.8平方km)まで燃え広がり Valles Caldera まで到達。
今回は前回の山火事よりも少し北で出火し、町の周りの森林は前回(2011年)と前々回(2000年)の山火事でほとんど燃えてしまっているので、たとえ今回の山火事が大きくなったとしても町まで燃えることはないだろう。