2012年9月6日木曜日

スマートメーターがやってきた

2010年から4年の計画で日本の経済産業省傘下の独立行政法人 新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO)とロスアラモス国立研究所、ロスアラモス郡の共同研究でここロスアラモスにおいてスマートグリッドの実証実験が行われている。
ロスアラモスは陸の孤島、電力事業は郡が運営しており、アビキレイクに自前の水力発電所、研究所内に火力発電所を持っていて、他の巨大電力網とは隔離されているのが実証実験にうってつけということらしい。
今回の実証実験として、すでに太陽光発電設備とスマートハウスが完成し、次に一般住宅100棟にスマートメーターを取り付けるので希望者を募集していたのが今年の春。ダメ元で応募しておいたら、夏になって我が家のインターネット環境を尋ねる電話がかかってきた。
そして昨日になって、「今日の午後、スマートメーターの取り付けに来る。」という電話がかかってきた。
というわけで今日の午後は有給休暇を取得して家で床暖房工事をしながらメーター取り付けの人が来るのを待つか。と思っていたのだが、パパチャックは昨日の午後から体調がすぐれない。体がだるく、今日になったら発熱、寒気と足腰の節々が痛む。午前中の会議を済ませ、雑用を片付けた後は、病欠ということで家に帰る。昼食を取ってからお昼寝。午後1時過ぎ取り付け担当者からこれから伺うという電話。郡役場から二人の作業員がスマートメーターの取り付けにやってきた。外にある既設のメーターをスマートメーターに取り替え、そこからイーサネットケーブルを床下を這わして、ファミリールームに置いてあるルーターに繋ぐ。ファミリールームの壁にはすでにホームネットワーク用のプレートを設置してあるので、そこにのジャックを介してルーターに繋いでもらうよう頼んだのだが、彼らには無理だったようで,何度試してもうまくつながらない。結局ジャックは介さずルーターとメーターを直接つなぐことに・・・・・・
途中から日本の東芝の社員の方々も見えて、室内用ディスプレーの設置とメーターの設定を済ませる。結局4時くらいまでかかってスマートメーターの設置が終了。

これが外壁に設置したスマートメーター本体


室内用ディスプレーはメーター本体と無線で交信


グラフウィンドウを見ると朝晩2回のの洗濯乾燥の消費電力が飛び抜けて高いことがよく分かる。

ロスアラモススマートグリッドプロジェクトの詳しい情報はこちら
NEDO 国際エネルギー消費効率化等技術・システム実証事業(米国ニューメキシコ州おける日米スマートグリッド実証)
NEDOのスマートグリッド戦略を聞く!
現地密着取材!ロスアラモス発「スマートグリッド」革命の胎動~日米巨大プロジェクトの知られざる正体
Los Alamos Smart Grid

0 件のコメント:

コメントを投稿