今までホームサーバーのマザーボードは とにかく消費電力の少ないもの という理由で Intel D525MW という 2010年に発売されたものを使用していた。CPU はIntel Atom のDual core。内蔵グラフィックスは HDビデオも見れないという貧弱なもの。以前雷に打たれて 内蔵イーサネットポートが死んでしまったため、古いネットワークカードをPCI バスに挿して使用していた。
そろそろ、新しいマザーボードに交換しようかと調べていた。そうしたら最新の14 nm プロセスで作られた Braswell CPU (Intel N3000 シリーズ)では Windows 7 に必要な Enhanced Host Controller Interface をサポートしていないため、USB ポートが働かずインストールにはパッチを当てたインストレーションディスクを使用しなければならないらしい。
他にも同世代の高性能 CPU Skylake でもパッチを使用し Windows7 はインストールできたが、 USBポートが使えないなどの報告がある。我が家は Windows 7 をサポートが終了する 2020年まで使い続けるつもりで、Motherboard を交換しても使用できる Windows 7 Home Premium upgrade 版を2013年に購入し、今まで使用してきた。そのため最新のマザーボードに交換するのは不安がある。仕方なく 一世代前 22 nm プロセス で作られた Bay Trail-D CPU の乗ったマザーボードを探すことにした。ピックしたのは ASRock の Q1900DC-ITX。 Intel J1900 のファンレスCPU を搭載した Mini-ITX マザーボードで Laptop 用DCアダプターを電源として使用できるタイプ。Intel N3000シリーズに比べると 消費電力は多いし、グラフィクスの性能がだいぶ落ちるが、 以前の D525MW に比べれば 消費電力は少なくなり、 グラフィクスも Full HD ビデオを鑑賞するには問題ない。USB3.0 と SATA3 にも対応し、メモリも最大16GB まで利用できる。Amazon.com で値段を調べると、すでに在庫はなく 3rd Party Sellers の出品のみで 値段も約 $120- とあまり安くない。 もうプレミアが付いてしまっているのか?
他を探すと、まだ Newegg.com には在庫があり、$20 のリベートがついて、送料込みでも $80 以下で購入できる。早速ポッチとしてしまった。
今日は早速そのマザーボードの交換。メモリも新しく16GBにする。Windows 7 を クリーンインストールしたら 自動的に Windows 10 のダウンロードが始まってしまった。慌ててダウンロードを中断し、Windows Update のSetting を "Check for updates but let me choose whether to download and install them" に変更する。
0 件のコメント:
コメントを投稿