雪の中ロスアラモスへ帰る。

天気予報によると今日は午後から大雪になるということで、午前10時に工事現場を出発することにした。


ところが午前中から雪が本降り。 道も結構、新雪が積もっている。春の雪は滑りやすい。ギアは1速か2速、ゆっくりとしか山を降りられない。


US160号線も圧雪状態。


パゴサスプリングス・アップタウンにあるガス屋でプロパンガスを補充してもらう。 パパチャックはここで財布をキャンパーに忘れてきたことに気がつく。
あ～ぁ、またあの雪道を戻らなければ・・・・・


戻る途中、山を降りるときにはなかったトラックが崖に落ちかかっている。


ディッチ（排水溝）にハマってしまったトラック、助けましょうか？と訪ねたが、後ろから来たトラックに助けてもらうから大丈夫だという。


キャンパーに戻り、またあの雪道を戻るのか。ロスアラモスは明日休みにならなかなぁ？それならもう一晩ここに泊まれる。天気予報を調べるが、どう考えても明日はせいぜい2時間遅れ、仕方がない。トラック４輪全てにチェーンを履き山を降りる。
このトラック１３年目にして初めてチェーンを使用する。


崖に落ちかかっているトラックは雪に埋もれてきた。


アップタウンについた時はもう昼過ぎ、Subway で昼食。


ガソリンスタンドで軽油を給油。キャンパーに戻る途中で燃料切れ警告ランプが点灯して、結構ヒヤヒヤものだった。


アップタウン内でまたディッチにハマっているジープに遭遇。牽引ロープで救出する。チェーンを履いていてよかった。チェーン無しでは無理だったろう。２０１５年１２月の大雪時にディッチにハマったのを助けてもらったお返し。


チェーンを外すタイミングは本当に難しい。 US１６０号線は圧雪状態だったので、それよりも重要度の低いUS８４号線も雪が積もっていると思ったら、結構きれいに除雪されていた。ただ安全にチェーンを外す場所はなく、コロラド-ニューメキシコ州境までスピードも出せずにゆっくり走る。ニューメキシコ側は雪が積もっているかと思ったが、こちらもきれいに除雪されている。すぐ州境までもどり空き地でチェーンを外す。


チャマを過ぎるともう積雪はなし、ゴーストランチ後は完全にドライ。やっぱりニューメキシコは沙漠だ。


ロスアラモスへ到着すると雪が降り始めていた。
この晩、結構な積雪。翌日、研究所も学校も閉鎖になった。