子チャック(弟)が風邪を引いて、学校を休んでいるので、今日はパパチャックが看病。その間、先週 amazon.com から届いた Windows 7 Home premium を我が家のDesktop PCにインストールする。
Desktop PCは今まで Windows XP Pro の日本語バージョンで動いていたのだが、Windows XP のサポートは来年の4月には終了するし、漢字の読めない子チャック(弟)が宿題などに使用する際、日本語OS では不便だったので、OSを新しいものに代えようということ。それにそろそろWindows 7 の販売が終了になるのでは?という危惧から。
Windows 8.1 がリリースされたばかりの今頃なぜWindows 7 なのか?
タッチUIは操作性よりも携帯性を重視したタブレットなどのためのインターフェースで、デスクトップPCには今でも マウスとキーボートが使いやすいと思う。そのタッチUI を すべてのデスクトップPCやタブレットにも共通のUser Interfaceとして Windows 8 に載せようと考えた Microsoftは間違っていると思う。Apple は今でも Mac OS と iOS と別々にしているじゃないの。(Microsoft の製品は Office にリボンインターフェースを載せ始めた頃からどんどん使いにくくなっている。)
さて、購入したのは Upgrade版で 約$120。OEM(System Builder)版 なら $89だが、このOSはサポートが切れる2020年まで使用する予定。ハードウェアが変わっても継続して使用できる Upgrade 版にした。 ちなみにWidows 8.1 のFull version が 約$112。今ではAndroid タブレットが同じような値段で買える時代に$120は高く感じるね。
しかしこのインストールに結構手間取ってしまった。
(以下の話は完全に自分用の備忘録です。)
Windows XP の動いているPC に USB で外付け DVD ドライブを接続し、Windows 7 64bit のDVD入れる。ディスクが回り始めるが、すぐ、このversionのXPからはUpgrade できないというメッセージが出て、インストールは進まない。 我が家のWindows XP が日本語版だからなのか?それとも32bit から64bit へのインストールは出来ないのか?
Upgrade版のパッケージには All edition of Windows XP and Windows Vista qulify you to upgrade. と書いてあるんだがな?
そこでDVDディスクからブートしてみると インストールが始まった。
Type of installation は Custom (advanced)を選び、XP のがインストールされたソリッドステートドライブ(SSD)をフォーマットして、そこにWindows 7 をインストールする。途中Product Key を入れて インストール終了したと思ったのだが、PCが再起動しても Boot Manager Missing という表示が出て SSDからブートできない。
おかしいな? 仕方がない、Partition Wizard のブータブルディスクで SSD をもう一度フォーマットしなおして、 Windows 7 のクリーンインストールを試みる。
しかし今回はBoot Manger Missingの表示は出ず、SSDからはブートできない。
おかしいな?XPをインストールするときは確かハードディスクの一部にブートするための小さな領域を確保したような記憶があるのだけれども、今回はそれがない。
もう一度クリーンインストールを試そうとするが、今度はDVDドライブからブートできなくなってしまった。Partiton Wizard のディスクはブートできるが、 Windows7 でも Windows XP のディスクでもブートできない。
仕方がない、ブータブルUSBメモリから Windows7 をインストールしてみよう。
ラップトップPC上、 Image Burn を利用して、 Windows7 Home Premium 64bit Upgrade版のディスクイメージを作成する。
Microsoft Store から Windows 7 USB/DVD download tool をダウンロードして、ラップトップPC にインストール、先ほど作成したイメージファイル(isoファイル)をソースファイルとして指定して、4GB以上のUSBメモリにコピーする。
作成したブータブルUSBメモリをデスクトップPCに挿して、そこからブート、Windows7のインストレーションが始まった。Type of installation は Custom (advanced)を選び、SSD を選択。 Drive options(advanced) をクリックして、
前回はここで Formatを選択したが、今回は Delete を選択、SSD上のPartition を削除し、次に New を選択する。 すると SSD上に100MB の System Partition と 残りの領域にPrimary Partitoin が作成された。このPrimary Partition にWindows 7 をインストールする。これで、Windows7が立ち上がるようになった。
さて、空のハードディスク上にUpgrade版の Windows7 をインストールする方法はネット上に色々ある。例えば
Windows7アップグレード版DVDでのクリーンインストール方法 など。
これによると、 Windows7 インストール時に プロダクトキーは入力せず、インストール終了後、レジストリーを修正、Rearm カウントをリセットしてからプロダクトキーを入力する方法がある。
この方法に従い、 Windows7 をインストール。プロダクトキーは入力せず、インストール終了後、 regedit を起動。
HKEY_LOCAL_MACHINE/Software/Microsoft/Windows/CurrentVersion/Setup/OOBE/を見つけ、MediaBootInstall の値を"1" から "0" ヘ変更しようと思ったが、値はすでに"0" になっている???? おかしいなぁ? そのまま次に進もう。
regedit を終了し、Start menu にcmd とタイプ。SearchBox に現れた cmd.exe を右クリック、 Run as administrator を選択する。
コマンドライン上で slmgr /rearm のコマンドを入力し、実行
"Command completed successfully" のダイアログが出る。
PCを再起動して、プロダクトキーを入力するはずが、再起動してもプロダクトキーの入力を求められない。おかしいなぁ? USBメモリからインストールしたからかなぁ?
そこで次の方法。プロダクトキーを入力せずにWindows 7をインストールした ディスクに再度 Winsows7 をインストールすることで、Upgrade の要件を満たすので、
再びUSBメモリーからブート。Type of installation は Custom (advanced)を選び、SSD のPrimary Partition を選択。 Drive options(advanced) をクリックして、 Formatを選択、Formatした Primary Partition に再度 Windows 7 をインストール。今回はプロダクトキーを入力する。
これでやっとWindows 7 のインストールが完了した。もう一日がかり・・・・