2013年7月14日日曜日

キャンピングトレーラー修理(2)冷蔵庫、温水器

注文しておいた部品が届いたので、今週末はキャンピングトレーラーの冷蔵庫と温水器の修理。
まずは冷蔵庫。我が家のキャンパーの冷蔵庫は Dometic 社製のModel RM2652 という2ドア冷蔵庫。 先週末にインターネットで同じような症状がないか調べた所、RV関係のフォーラムで2件ほどイグナイターが止まらないという、同じような症状が見つかった。その対処法の一つはイグナイターの電極と炎の位置がおかしくなって、炎が点いていることが検知できないため 電極を曲げて、炎を検知できるようにしたらどうかという提案。 先週末にこれを試してみても、症状は改善せず、かえって点火できないようになってしまったため、電極を元の位置に戻してこの提案は却下。もう一つは同じような相談に対して、自分も同じような症状が発生し、まずはコントロールボードを交換しても治らず、次に電極を交換しても治らず、最後にRe-igniter を交換したら治ったという報告。うん、きっとこれだ! というわけで rvpartwholesaler.com にRe-Igniter を注文。
今日Re-igniter を交換する。


キャンパー外から冷蔵庫のアクセスパネルを外した中

1 のブラックボックスの中にコントロールボード
2 のブラックボックスの中に Re-Igniter
3 がガスのon/off をコントロールするソレノイドバルブ
4 の中にガスバーナーと電極がある。


これがブラックボックス内にあるRe-Igniter。
黄線が12VDCパワー、黒線がグラウンド、白線が電極に繋がる高電圧線。
黄線の12VDCパワーはソレノイドバルブと共用している。

冷蔵庫の温度が上がり、冷却が必要になると、コントロールボードのリレー接点が閉じて12VDCがソレノイドバルブとRe-Igniter に流れる。ソレノイドバルブが開きガスが出、同時にRe-Igniter が、カチッ、カチッと高電圧を発生、電極から火花が出て、ガスに着火する。Re-Igniter はそれ以外に電極とグラウンド間の抵抗値をモニターしており、ガス着火が成功し、安定した炎があれば抵抗値が変化することを利用し、炎を検出、着火動作を終了する。
冷蔵庫の温度が下がり、それ以上冷却が必要なくなると、コントロールボードのリレー接点が切断されて、ソレノイドバルブがガスを閉じ、同時にRe-Igniter への電源供給も止まる。 これを繰り返し冷蔵庫内の温度が調節される。

Re-Igniter の交換で無事、点火動作が止まらないという症状が治った。

次は温水器のの安全圧力逃し弁から水が漏れるという症状。これは安全圧力逃し弁を交換する。

試しに温水器に点火して、水漏れがないことを確認する。

後はトレイラーのサスペンションを交換すれば、キャンプの準備万端。

その他、来週木曜日にはDSLでインターネットに繋がるため、その準備。床下の古い電話線は電話局から来る4本線の内、2本しか繋がっていないし、何本もある電話線のうちどの電話線がライブラリーに繋がる電話線か分からないため古い電話線をすべて切断して、新しい電話線をインストールする。

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